乳がんと診断されると、自分だけがどうして？というような孤独感に陥りがちです。そんな時、同じ病気の仲間に出会ってお話をするだけで安心できることもよくあります。
当院では、休診の日曜日を使って定期的に乳がん患者サロンを開催し、患者さま同士が横のつながりをもつためのお役にたてればと考えております。

吉祥寺ブレストクリニックでは、がんの親をもつ子どものサポートにも取り組んでいます。 患者さんのお話を聞いていると、未成年の子どもを育てている患者さんでは、子どもに関する心配事も大きな比重を占めることを実感しています。「がんということを子どもに伝えたら不安を感じてしまうのではないか？」「伝えようとは思うが、どう話したらよいか分からない」など。そういった患者さんとお子さんを支えていきたいというメンバーで、Hope Treeというグループを立ち上げ、子どもを理解するために役立つ情報をホームページ（https://www.hope-tree.jp/）で公開しています。お子さんの年齢に合わせた小冊子も作成し配布しています。資料をご希望の方は、お気軽に受付までお声をかけてください。
(Hope Tree代表　大沢かおり)

日本臨床アロマセラピー学会の講師の方をお招きして、一般的なリラクゼーションに加えて医療に役立つ部分を知っていただくような企画を予定しています。乳がんのホルモン療法や更年期のホルモンバランス変化による症状を始め、リンパ浮腫など手術後の合併症の対処など、日々の医療の中で効果が不十分と感じる側面について生活改善のお役に立てることを期待しています。