当院は、”乳がんを見つけること”を目的としたクリニックです。
手術設備・入院施設はございません。
手術が必要な場合、また当院で行っていない検査や治療が必要な場合には、
患者さまやご家族と相談しながら希望の病院をご紹介いたします。
検査の種類
視触診検査
触診は日常、自分自身がやることに意味がありますし、この検査単独で早期がんを見つけるには不十分です。しかしながら診療機器ではわからない表面の変化や、がん独特の硬さを実際に感覚でとらえることは診断の助けとなります。
マンモグラフィ検査
乳房をはさんで撮影するレントゲン検査です。この検査でないと見つからないがんも一部あります。
“痛いから”と敬遠されがちですが、張りの少ない時期に検査をしたり、撮影する技師の技術や機械の種類で痛みの程度は変わることもあります。
超音波検査(エコー)
腹部検査や妊婦検診でよくイメージされるエコー検査と同じ種類のものです。ゼリーを塗ったプローブ(探触子)と呼ばれる道具を当てるだけの、痛みや被ばくの心配が全くない検査です。
細胞診検査
採血に使うくらいの太さの針でしこりの内部の細胞を吸引し、その細胞を顕微鏡で見た際にどの程度がん細胞に似ているのかを確認する簡易的な検査です。生検に不向きな、液体成分の多い嚢胞性のしこりを評価する際にも行うことがあります。
(乳頭分泌の場合はスライドガラスで擦過するだけです。)
組織診検査
初めに細い針で麻酔をした後に、3〜4回しこりに針を刺して組織を採取する“生検”と呼ばれるものです。顕微鏡で細胞同士が作り上げた部分的な構造を見ることが出来るため、細胞診よりも精密であり、具体的な診断をつけるために必要な検査です。
受診当日の流れ
当院では下図のような流れで診療を行います。
- 受付
- 問診表記入
-
マンモグラフィを受診する場合
- マンモグラフィ撮影
(更衣室で検査着にお着替え ★) - マンモグラフィ撮影結果説明
- マンモグラフィ撮影
- 視触診
- 超音波検査
- 超音波検査結果説明
-
「明らかな異常はありません」
「おそらくは良性でしょう」
などの場合- 一般検診に
戻る - 3〜6ヶ月
経過観察
- 一般検診に
-
「継続して慎重に経過をみましょう」
「がんである可能性が考えられます」
などの場合- 3〜6ヶ月
経過観察 -
- 細胞診・組織診
検査 - 1〜2週間で
結果報告 ※
- 細胞診・組織診
- 3〜6ヶ月
- 更衣室、検査着をご用意しております。
上半身のみ検査着へのお着替えをお願いしております。
ご来院の際は、ワンピースやサロペットなどを避けて上下分かれた服装でお越しください。
安全かつスムーズに検査を行うためスリッパへの履き替えをお願いしております。 - 最終的に悪性と診断された場合には、手術が必要になります。
ご希望の医療機関へご紹介させていただきます。
特にご希望がない、よくわからないという場合には、ご本人やご家族と相談の上で適切な病院をご紹介いたします。
費用について
お支払いは現金のみです。
クレジットカードやバーコード決済のご利用はできません。どうぞご了承ください。
保険診療
症状のある方は保険診療となります。
- 乳房に何らかの自覚症状がある
(乳房のしこり・痛み・違和感、乳頭のかゆみ・分泌物など) - 他施設での検診の結果、精密検査が必要になった
- 以前に乳腺の病気または異常を指摘されている、など
【初診で3割負担の場合の概算】
初診料+視触診+ マンモグラフィ+超音波 | 4,000 円前後 |
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初診料+視触診+超音波 | 2,000 円前後 |
自費診療
保険診療の対象となるような症状がなく、個人検診を希望された場合、保険外診療(自費診療)となります。
当院では、検査結果を当日その場でお伝えすることができます。
検査結果で異常が疑われた場合には、当初症状がなかった保険外診療の方も保険診療に切り替わることがあります。
触診+マンモグラフィ+ 超音波(初診料なし) | 11,000 円 |
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触診+超音波(初診料なし) | 7,700 円 |