診療の流れ

乳がん検診って?

乳がん検診とは、
乳がんでないことを確認するための検診であり、
乳がんにかかっていることに気付くための検診であり、
乳がんではないかと思ったときにどうすればよいかを知るための検診です。

診療の流れ

当院では下図のような流れで診療を行います。

診療の流れ図

  1. 受付
  2. 問診票記入
  3. マンモグラフィを受診する場合

    1. (更衣室で検査着にお着替え★)
      マンモグラフィ撮影
    2. マンモグラフィ読影
      結果説明
  4. 視触診
  5. 超音波検査
  6. 超音波
    結果説明
  7. 「明らかな異常はありません」
    「おそらくは良性でしょう」
    などの場合…

    • 一般診療に
      戻る
    • 3〜6ヶ月
      経過観察
  8. 「継続して慎重に経過をみましょう」
    「がんである可能性が考えられます」
    などの場合…

    • 2〜3ヶ月
      経過観察
      1. 細胞診・組織診
        検査
      2. 1〜2週間で
        結果報告(※)

★更衣室、検査着をご用意しております

※最終的に悪性と診断された場合には、手術が必要になります。
ご希望の医療機関をご紹介いたします。
特にご希望がない場合には、ご本人やご家族と相談の上で適切な病院をご紹介いたします。

検査の種類

視触診検査
全ての診療の基本となる検査です。この検査単独で早期がんを見つけるには不十分ですが、目で見て、手で触れて、診療機器ではわからない表面の変化や、がん独特の硬さを実際に感覚としてとらえることは診断の上で重要となります。
マンモグラフィ検査
乳房をはさんで撮影するレントゲン検査です。
“痛いから”と敬遠されがちですが、撮影する技師の技術や機械の種類で変わることもあります。
→当院のマンモグラフィ検査について詳しい説明を見る
超音波検査(エコー)
腹部検査や妊婦検診でよくイメージされるエコー検査と同じ種類のものです。ゼリーを塗ったプローブ(探触子)と呼ばれる道具を当てるだけの、痛みや被ばくの心配が全くない検査です。
→当院の超音波検査(エコー)について詳しい説明を見る
細胞診検査
採血に使うくらいの太さの針でしこりの内部の細胞を吸引し、その細胞を顕微鏡で見た際にどの程度がん細胞に似ているのかを確認する簡易的な検査です。生検に不向きな、液体成分の多い嚢胞性のしこりを評価する際にも行うことがあります。
(乳頭分泌の場合はスライドガラスで擦過するだけです。)
組織診検査
初めに細い針で麻酔をした後に、3〜4回しこりに針を刺して組織を採取する“生検”と呼ばれるものです。顕微鏡で細胞同士が作り上げた部分的な構造を見ることが出来るため、細胞診よりも精密であり、具体的な診断をつけるために必要な検査です。
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